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【 石墨山への最短ルート 】
 久万高原遊山会では、平成22年10月23日に石墨山(1,456m)に至る二つのルートの刈払い等登山道整備を行いました。本村登山口から山頂には約2時間、奥段登山口からは約1時間半で登ることが可能になりました。

梅ケ谷山から眺めた石墨山

【 石墨山登山ルート 】
【 奥段からのルート 】
【 本村からのルート 】
【 直瀬仲組の分岐点 】



 
 カシミール3D用のトラックデータをダウンロードできます。「Down Load」ボタンをクリックしてパソコンに保存して、カシミール3Dでトラックを表示させたり、携帯GPSに転送してご活用ください。


【 GPSトラックデータ 奥段ルート 】

  「 ishizumi_01.gdb 」

【 GPSトラックデータ 本村ルート 】

  「 ishizumi_02.gdb 」








「 東温アルプスと久万山回廊 」 :顧問のブログからの抜粋




東温市と久万高原町の境界に横たわる山地が、近年「東温アルプス」と呼ばれるようになった。
その名称がずっと気になっていた。一つは、○○アルプスといった類のネーミングの着想である。 二つは、その「東温アルプス」の主峰ともいうべき「皿ケ嶺」と「石墨山」は大部分と全域が 久万高原町分であることである。第一のことに関しては、昭和33年時点ですでに、旧制松山高等 学校山岳部を指導され、愛媛の近代山岳会指導に尽力された、東温市井内大平に生を受けた故北川 淳一郎氏が次のように指摘しておられる。「全国至る所に何々富士があり、また一時各地に何々 アルプスが出来たのもこの轍だ。人間の心の一面には、こうしたいやなもの、いつの時代、いず れの国でも免れることが出来ないものとみえる。」(北川淳一郎「四国山岳夜話 上」東雲書店発行) 最近では、市町村合併で、山梨県に「南アルプス市」が誕生したのがその典型であろう。第二のこ とに関しては、山には、見る側によって、呼称が異なることがある。四国の名山「三嶺」は高知県 では「さんれい」と呼び、徳島県では「みうね」と呼ぶ。地元久万高原町の岩峰は直瀬側からは 小滝山といい、畑野川側では大滝山という。さきの「東温アルプス」1315.8mの山は、東温側では 梅ケ谷山であり、久万高原直瀬側からは、サル口山と呼んでいる。 山を歩く人には、道の整備と案内標識が最も大切であり、東温側では、「さくら山行会」による 毎年の道作りと市による案内板設置がキチンとされている。敬意を表したいと思うし、久万高原側 の遅れを痛感しているのだが、ここで、久万高原側からも、登山道整備や案内板の設置と共に、名称 もつけたいと思う。私的な提案だが、「久万山回廊」というのはいかがだろうかと思う。自然の中で 生きとし生けるものみな、ここを周り歩き、命をつないでいくものでありたいと願うのである。