「 登山マップ 」 登山ルートは、あまり整備されていない。 赤い軌跡は、今回歩いたルートである。 地形図上の点線とかなりずれているのは、 渓谷と森林にGPSの電波が遮られて弱くなり、 誤差が生じたものと思われる。 |
「 石鎚登山道からの天柱石 」 土小屋ルートの途中から、天に突き出した岩石を見ることができ、 いつも気になっていた。 |
「 登山口 」 ( 1,460m ) 国民宿舎下の駐車場入り口近くの案内標識を「西之川」に下る。 |
「 途中の登山道から 」 紅葉真っ盛り、上の方に「子持ち権現山 (1,677m) 」が見える。 |
「 途中の登山道から 」 原生林の紅葉が素晴らしい。 |
「 立派な木道 」 しっかりした木道で、安全に歩くことができる。 |
「 三叉路の分岐 」 ( 1,270m ) このまま真っ直ぐ進めば「西之川」、左に進めば「天柱石」。 新旧2つの立派な案内標識があり、迷うことはない。 土小屋から分岐までの登山道は、はっきりしていて問題ない。 |
「 快適な笹原 」 この付近まで下ってくるとスス竹が低くなり、 快適に歩くことができる。 |
「 朽ちかけた木道 」 木の橋が朽ちかけているが、安全ロープが張られていて、 安心して渡る事ができた。 |
「 朽ちかけた木道 」 こちらも同じように木の橋が朽ちかけている。 一人ずつ渡れば、全く問題ない。 |
「 少し大きな川 」 地形図にもでている大きな沢である。 増水していれば、渡るのが難しいかも分からない。 |
「 立派な案内標識 」 西条市が設置した立派な案内標識。 この沢を渡れば、もうすぐ十字路の分岐である。 |
「 十字路の分岐 」 ( 1,130m ) このまま真っ直ぐ進めば「八丁坂」、左に進めば「天柱石」、 右に進めば「西之川」である。 |
「 原生林の紅葉 」 この付近は、石鎚山三十六王子社の参道として整備されている。 ただこの付近が谷になっていて、少し難所のポイントである。 |
「 やっと天柱石 」 ( 1,300m ) 登山道の途中から、天柱石を垣間見ることができたが、 かなり接近した場所に行かないと見えてこない、 突然目の前に現れてくると言う感じである。 国土地理院の地図から天柱石の先端が1,323mなので、 登山道からの高さは23mになる。 |
「 天柱石 」 天柱石は、傾斜地に突き出した巨大な岩石で、 王子社前から見ると30m位で、根本から見ると50mはありそう。 周囲が40m位、あまりに大きいのでカメラに収まらない。 |
「 三十六王子社 」 石鎚山三十六王子社(第25番)とあって、やさしい顔をしたお地蔵さんが、 印象的であった。 |
「 土小屋付近の紅葉 」 帰り道、土小屋近くの紅葉、余りにも見事な色彩なので、 車を止めて撮影した。 |
「 天柱石 」の感想
石鎚山に登山される方の多くは、登山道から天柱石を確認され興味を持たれていると思います。
このルートは、谷間のコースなので殆ど風景を見ることができません。また、登山口から1,130mの十字路
まで約330m下って、そこから天柱石へは約170m登らなければなりません。
標高差は約500mで、沿面距離が約4.0Km(片道)になります。
石鎚山の登山者が、「帰り道ちょと寄り道して天柱石でも見て帰りましょうか」ということに
ならないのでしょう。疲れ果てたうえで最後の登りはなかり厳しいものがあります。
登山道の状況ですが、国民宿舎から三叉路の分岐までは、スス竹が茂っている所もありますがかなり
しっかりしています。三叉路の分岐から十字路の分岐までは、迷わない程度にはっきりしています。
十字路の分岐から天柱石までは、石鎚山三十六王子社の参道として良く整備されています。
写真をご覧の通りで、天柱石を良く見たい方は、紅葉の季節が終わり落葉の後に行かれることを
お勧め致します。