「 登山マップ 」 林道口から登山口まで約1時間歩く必要がある。 赤い軌跡は、今回歩いたルートである。 青い線は、幽谷コースで未踏査ルート。 |
「 林道口 」 左手に車両3台分位のスペースがあるので駐車する。 右手には「森の巨人たち百選」の案内標識がある。 右正面を少し登った所に、ゲートがあり車両は通行できない。 |
「 案内標識 」 案内標識には、モミの巨木のある場所が示されている。 林道口から見える場所(峠より少し左手)に確認できる。 |
「 森の巨人たち百選 」 林道口から約30分歩いた林道脇に標識が立っている。 推定樹齢210年、樹高38b、幹周3.8bとある。 |
「 モミの巨木 」 案内標識から約50b山手に入った所に立っていた。 人と比較して、その大きさが分かる。 |
「 モミの巨木 」 地上から約10b位まで真っ直ぐ天に伸びている。 林野庁のホームページ 「モミの木の写真」は、こちらから。 |
「 林道からの天狗高原方面 」 林道の途中から天狗高原方面が良く見えた。 この付近以外では余り周囲の山々を見ることができない。 |
「 林道から見た不入山 」 この付近まで来ると、これから登る不入山が正面に見える。 中央付近が山頂なのか?、確認できなかった。 |
「 登山口 」 登山口にある標識、「不入山山頂へ」「1,300m、約60分」とある。 |
「 分岐点の標識 」 真っ直ぐ進めば、「槙尾根ルート」、上に進めば「幽谷ルート」とある。 帰りに「幽谷ルート」と思っていたが、帰路の分岐点が分からなかった。 |
「 槙の巨木 」 槙尾根ルートは、石灰岩が一部むき出しになっていて、 表土が少なく、樹木にとって厳しい環境となっている。 |
「 長く伸びた樹根 」 岸壁の途中に張り付いた樹々、厳しい環境を物語っている。 中には5b以上もありそうな長い樹根もあった。 |
「 巨樹 」 大きなウロのある巨木「太郎坊」とかかれた小い表示板があった。 槙?なのか、大きすぎて木の葉を確認するのを忘れてしまった。 |
「 岩盤に取り付いた巨木 」 根元の直径が50p位ありそうな巨木が岩盤に張り付いていた。 原生林の厳しさと、この森が持っている「偉大な生命力」を感じた。 |
「 山頂間近からの五段高原 」 山頂までもう少しの所から、天狗高原と五段高原が良く見えた。 写真の中央には、五段高原の「風車」2基が見えている。 |
「 山頂からの石鎚山系 」 左から堂ケ森、二ノ森、石鎚山、筒上山、手前が鳥形山である。 堂ケ森の左手には、中津明神山も良く見えていた。 鳥形山は、石灰岩採掘のため山頂部が崩され、痛々しい。 |
「 山頂からの高知方面 」 山頂はそれほど広くはないが、石鎚方面と高知方面を展望できる。 天気が良かったので、須崎湾や太平洋を見ることができた。 |
「 不入山 」の感想
久万高原町には、愛媛県で唯一「森の巨人たち百選」に選定された「猪伏の大トチ」があります。
高知県には、
「林野庁−森の巨人たち百選」
によると、5カ所も選定されており、昨年の6月「大杉」を見に
千本山
に行きました。
千本山は久万高原町からかなり遠距離でしたが、今回近くにある不入山に巨木を見る為に登りました。
登山口までの林道は、歩きやすいのですが、植林しているので周囲の景色を余り見ることができません、
木々の間から鳥形山や津野町の風車を垣間見れ、開けたB番ポイントからは天狗高原方面が良く見えました。
E番ポイントの分岐点に「幽谷コース」「槙尾根コース」の標識があり、帰り「幽谷コース」で下山しようと思って
いましたが、帰路の分岐点を見逃したのか、通ることができませんでした。
コースの状況は、登山口から頂上までの距離は約1.3qで1時間程ですが、余り整備されておらず足元が悪い
ので、距離の割には厳しい山だと感じました。
頂上からは、石鎚山系や太平洋も展望することができ、残された原生林もあって素晴らしい山だと思いました。